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胆嚢と私  

安心して東京に戻ってから仕事に専念し、二週間連続のイベントも無事役目を果たした。ホッ!

人間ドックに引っ掛かり各種検査を繰り返していたが、一旦消化器内科の先生の診察を受けた。

結論からすると、胆嚢を摘出しては?とのご提案だった。人間ドックで三年間腺筋胆嚢症の疑いありと診断されてきたが、先生曰く、炎症はまず起こしていると。それが単なる炎症かガン細胞かはわからないが、今のところガン細胞の可能性は低いと思っている。診断を下すには細胞を採取するしかないが、胆嚢はそれが大変難しい部員なので摘出して調べてみるのが一番。

胆嚢の炎症は放っておくと癌細胞になる可能性があることと、ガンの進行が早い器官でもあり、将来のリスクを考えても摘出がよいのではないかとのアドバイス。

私より早く旦那が「摘出します!」と応えたのには驚いた。先生も患者より付き添いの旦那の方がインフォームドコンセントが必要と思ったようで、途中から椅子を回転させて旦那の正面に向いて話をしていた。その状況に余計冷静になれた私。

もう少し検査をして外科の先生に会って手術日を決めましょう、とのこと。ゴールデンウイーク開けになるでしょうが、と。

先生は、「今は恐らく、恐らく大丈夫だと思いますが、五年後、十年後は自信がありません。」とおっしゃった。私には、まだ子育ても仕事もある。今はリスクをおかしている時ではない。

こんな結果を聞いた時に家に子供がいないことは感謝だ。夫婦二人でさえ、どう会話したらよいかわからない。

帰宅しながら、前から行ってみたかった鉄板焼きのお店に入った。カウンター中心でいつも混んでいてファミリーで入れる雰囲気ではない。

静かに美味しい広島焼を食べ帰宅した。

心配をしているであろう実家に電話をし、父に状況を伝えた。すると、「昨日から心配で眠れなかった。そうか!でもおまえは何も心配するな。神様がついててくれるし、孫のことは任せとけ。手術はわしも行くから、お前は何の心配もせんでいい!」

父の言葉に「うん、うん。」しか答えられなかった。子供のことは全て引き受ける父が温かくて胸が痛かった。

そうだね。みんなを安心させないとね!胆嚢さん、いい子でいてね。

by narukoyuri | 2011-04-04 20:54

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